道営記念05@門別競馬場

地方競馬に行こう!に戻る

 今年のホッカイドウ競馬のキャッチコピーは「その競馬、北海道が見る夢」

 CMにもそのフレーズが繰り返し流され(映像)、それにふさわしい熱く夢のあるレースが繰り広げられました。そして、11月10日、ホッカイドウ競馬今シーズン最終日、ホッカイドウ競馬今年最後の夢のレース、賞金1000万のかかった夢舞台、道営記念です。

 実は、こんなBLOGを書いていますが、門別競馬場は以前アイヌの史跡めぐりに行った時、場外発売をしていたので立ち寄ったことしか有りませんでした。今回、初めて門別競馬場で競馬が見られる機会、それがホッカイドウ競馬最高峰のレース道営記念という幸運を得ることが出来ました。

 そんな一日をレポートします。

 門別競馬場へは、札幌駅から予約制の無料バスで行くことが出来ます。駅の建物内で受付を済ますと、このように看板を持った係りの方にバスまで案内してくれるんですが、ちょっと目立ちますね^^;

 いかにも「北海道!」というような大地の続く風景を楽しみながらバスに揺られること1時間30分、門別競馬場に到着です。駐車場から競馬場を見下ろすと、そこに広大なコースが広がっています。

 競馬場の後ろ側は、厩舎になっているようです。

 階段を下りていくと正門です。

 この日は入場料無料!朝一ですが既に次々と観客が入場していっていました。

 北海道の乳製品の美味しさは、ここで説明するまでも有りませんね^^

メチャクチャ旨いヨーグルト飲料をファンサービスとして配っていました。

 正門は4コーナー奥にあるので、正面スタンドまでは400メートルほど有ります。歩くと結構な距離。この車に乗ると、スタンドまで送ってくれます。普通のバンですが、怯まず乗ると体力を温存することが出来ます^^

 送迎のバンに乗らないと、このようにテクテク歩くわけですが、朝の清冽な空気の中を数百メートル歩くというのも、予想の前に頭がスッキリしていいものです^^

 スタンドに着くと、既に結構観客が集まっていました。スタンドの目の前にパドックがあり、その向うにコースがあります。こじんまりとしていますが、その分活気があるし、何より綺麗な建物です!一つ注意点は手荷物預かり所は無く、内部の売店で頼むと有料で預かってくれました。

 スタンド右前から4コーナー方面。手前の柵はおそらく賞典台スペースかな。でも、表彰式等はスタンドの目の前にあるパドック内で行われていたので、今は使われていないのかも。

 スタンドから見ると、こんな感じ。手前にパドック、その向うにコースとビジョンがあります。パドックで馬を見てすぐ後ろの発売所で買って、振り向けば生のレースが見られちゃうという感じ。こんなに足が疲れずに競馬が見られる競馬場は無いですね^^

 スタンド入り口には、ホッカイドウ競馬マスコットキャラクターの「ホクトくん」が迎えてくれます。

 パドックにおいてある馬型のオブジェ。というより、プランターかな?

 パドックは、手が届きそうなくらい目の前です。馬の息づかい、目の輝き、も間近で感じることが出来ます。

 ホッカイドウ競馬中継パドック解説のJRDBの古谷剛彦さんは、このように放送席ではなくパドックサイドで実際に目の前で馬を見ながら解説をされていました。ちょっとビックリ。

 ジョッキー整列。門別はフルゲート16頭という地方競馬随一の規模を誇り、この日は5レースフルゲートで行われ、迫力のレースが目の前で見ることが出来ました。

 馬の本場らしく、誘導馬も誘導騎手も凛々しく、しかも朗らかな感じ。しばし見とれてしまいました^^;

 紅一点の笹木美典騎手。

 宇都宮競馬から一時引退扱いになりながら、再試験復活を遂げた三井健一騎手。宇都宮所属時代、数々の波乱を現出させてきましたが、この日も6レース、10番人気の馬で果敢に逃げ、もう一歩で馬券に絡む4着と存在感を示していました。

 レースとレースの合間には、様々なイベントが行われています。地元産のシシャモやお菓子などが当たる抽選会は大好評で長蛇の列。

 日高昆布などが当たる輪投げ大会も行われていました。手作りのイベント、みんな楽しそうに参加していました^^

 スタンド裏では、地元産の海産物、北海の美味を売る露店が出店されていました。

 好天で日差しが心地よいとはいえ、晩秋の北海道、体を温める甘酒無料サービスも行われていました。

 スタンド後ろでイベントを行っているわけですが、そのすぐ後ろは厩舎になっています。この塀の向うに、次に出るらしい馬たちの頭が通過していきます。

 さて、レースが始まるので、スタンドに戻ります^^

レースが終わると、スタンド横にある検量室前に戻ってくるわけですが、その様子はスタンドから良く見ることが出来ます。

 スタンドからだと、パドックを挟んで馬場を望むことになりますが、パドックの横に回ると、このように目の前で疾走していく馬と技術を駆使するジョッキーたちを見ることが出来ます。

 レースは進み8レース、道営記念ファン投票でも上位にランクしたマイネルゲベートが出走。何故、そんなに人気かというと、後ろ足を高く上げながら歩く「鳥足」とよばれる独特な歩様の為と思われます。しかし、この日はシーズンの疲れが溜まっていたのか、足の上がりが今ひとつ^^;

 一応、動画も張っておきますね。こちら

 8レース終了後には勇退される調教師の歓送式典が行われました。ホッカイドウ競馬の歴史の奔流の中、馬とともに生きてきた半生、実績が紹介され、関係者からは花束が、観客からは温かい拍手が送られていました。

 花束を贈呈された関係者の中には、昨年までジョッキーとして活躍されていた佐々木(旧姓)明美さんの姿も。

 涙があふれる一幕も有りましたが、最後は笑顔でフォトセッション。長い間お疲れ様でした。

 スタンド内の熱気はレースを重ねるごとに熱気を帯びてきます。このようにかなりの混雑!しかし、少ない販売機でも混乱は特に有りません。もちろん、馬券を買うのに馴れているようだというのも有りますが、「カードを修正するか精算を〜〜」というエラーの声が聞こえると、スグに係員がすっ飛んできて、アドバイスをしてくれ、列の消化に非常に効果的でした。

 そしていよいよ、ホッカイドウ競馬今年最後のレース、道営記念の時間が迫ってきました!

 昨年のダートグレードレース、とちぎマロニエカップで二着に入り、昨年の道営記念では二着だったバンブーボカ。前哨戦の瑞穂賞では59キロを背負って勝ち、現道営競馬のエース的存在です。

 今年の王冠賞、北海優駿と三歳の2冠を勝ったフリートアピール。古馬相手に我こそは次代のエースと名乗りを上げることは出来るか。

 昨年の瑞穂賞の勝ち馬スローンフォル、その追い込み足は道営競馬随一。

 今年のステイヤーズカップでバンブーボカを破っているオースミシュネル。

 夏に僕が旭川に行ったとき、「がんばれ地方競馬特別」で勝利したビーファイター。山口竜一騎手に乗り代わりです。

 レースに向けて緊張感が高まる中、地元門別富川の中学生高校生によるファンファーレ演奏が始まります。地元に密着し、根付いているホッカイドウ競馬を象徴し、地方競馬の理想のような光景、爽やかな演奏が為され、大きな拍手が送られていました。

 そして、いよいよレースが始まります!ファンファーレ演奏、レースの様子については、こちらに動画が有ります。

 勝ったのは、バンブーボカでした!これで、名実ともにホッカイドウ競馬のエース、そして歴史に残る名馬となりました!

 口取りはスタンド前のパドックで行われ、スタンドからは大きな拍手、関係者がスタンドから祝福されながら表彰式へ向かって行きました。

 実況の小枝アナによる、ユーモアあふれるインタビュー。

「一番人気になっていたので、ちょっとだけ緊張しました、いや、すごく緊張しました(笑)」

 祝福ムードに包まれる中、正装しグラスを持った方が現れました。そして、

 小枝アナの音頭で「カンパーーイ♪」

 観客からその瞬間大きな拍手、正に勝利の美酒ですね!宮崎ジョッキーは飲み干されていました^^ 勝利のシャンパンなんだから、せっかくだから、みんなも飲み干しちゃわないと。

 その後、宮崎騎手は、ファンのサインの求めに答えていました。

 今シーズン最後のレースが終わって、ちょっと寂しい気持ちも…。しかし、その気分を吹き飛ばすようにイベントが始まります。ジョッキーたちとの握手会です。すごく沢山のファンが残って参加していました。

 一人一人のジョッキーと握手をしていきます。

一言二言言葉を交わすジョッキーとファン。「来年もよろしく♪」

 道営移籍したての三井騎手もサインをせがまれます。

 山口騎手は、「来年もまた来てください!」とファンに声をかけていました。

 追い込みの名手、ベテラン岡島騎手、かみのやまから移籍の小国騎手。

 笹木美典騎手は、気さくで明るくて、素敵な方でした。

「荒尾、頑張ってください!(全日本レディース騎手招待)」

「はいっ!頑張ります!」

 ホッカイドウ競馬リーディング、五十嵐冬樹騎手の周りにはマスコミ関係者が集まり、記者会見状態。

 こうして、ホッカイドウ競馬の05シーズンはにぎやかな雰囲気の中で幕を閉じ、寂しいというよりも来年が楽しみという気分になりました。来年も、「北海道が見る夢」を僕らに魅せてくれるに違いない、そう強く思いながら、帰路に着きました。

 

地方競馬に行こう!に戻る